人を褒める

アンガーコントロール

先日アンガーコントロールのお話を聞く機会があったのですが、その際に

子どもがなかなか言うことを聞かずつい怒ってしまう。『こうしてくれないとお父さんは悲しい』というように言い換えると良いとは言うが、そもそもその言葉が伝わってないようだがどうしたらいいんでしょうか。

という質問をしました。

で、それに対する回答として、

まずは『やったらお父さんが喜んだ』という成功体験を普段から沢山与えてあげてください。それがないと『お父さんが悲しい』というのがどういう状況かが理解できないと思います。

子どもに対してだけでなく、誰に対しても、やって当たり前、出来て当たり前だから褒めない・・ではなく普段からどんどん褒めましょう。

と言われました。これはなるほどなー、と思ったので帰ってからすぐ妻にも話し、できるだけ実践しようとしているところです。

 

ちなみにその時に例に出されたのが

ITの運用って、普通に動いてて当たり前と思われてますよね。うまく動かないときは責められるけど、動いてるときは何も言われない。運用の現場の皆さんはこれが辛いと思ってませんか?

ということでした。運用の現場にいた人間としてこれほど腹落ちする言葉はありませんでした(笑)

 

人を褒めてますか?

さて、みなさん最近人を褒めましたか?家族でも同僚でも誰でもいいです。

 

思い返してみると、弊社のメンバーは社長をはじめみんなよく人を褒めます。本人に対して直接も言いますし、SNSなどでもめちゃくちゃ褒めます。

僕はあまり褒められるとむしろ期待が大きすぎてプレッシャーに感じるときもたまにあるくらいに(笑)、とにかく褒めます。

 

「部下(子ども)は厳しく鍛えるべきだ。褒めると調子に乗る。もっと高みを目指してもらわないと困る」

 

こんな言葉をよく聞きますが、それで本当にその人は伸びましたか?伸びるスピードは十分でしたか?

弊社を見てる限りでは、むしろ褒められてみんなそれを成功体験としてスピードアップしてさらなる高みに到達しようとしています。

 

まとめ

どっちのやり方の方が人は伸びるのか?人にもよるかもしれませんし、状況に依るのかもしれません。褒められたらそこで満足して駄目になる人もいるかもしれませんし、伸びる人もいるかもしれません。叱った方が反発して伸びる人もいるかもしれません。単に「褒める」「叱る」だけではなくもっと色々考えることもあるんだと思います。

 

けど、どっちがいいか分からないって言うんだったら、お互い褒め合って気持ちよく生きていける環境の方が楽しくないですか?