アフターコロナの働き方

リモートワーク

2020年4月7日に緊急事態宣言が発令され、私の住む福岡県もその対象になりました。その後、対象地域が全国に拡大されましたが、これに伴い皆さん不要不急の外出を避け、自宅からリモートワークを行っているという方も多いかと思います。

 

本ブログでも何度か触れましたが、弊社では平時からいつでもリモートワークが当たり前にできる状態ではありましたが、2月頃から全員自宅からのリモートワークが推奨され、3月末にはついに推奨ではなく「リモートが基本、どうしてもということがなければ会社には来ないように」という状態となりました。

 

平時からやり方に慣れていたとはいえ、これまではまだ「何人かは会社にいて、リモートの人達と協調して作業をする」という状態でしたので、完全に全員がリモートで仕事をしているというのは初めての経験です。

仕事は回せてはいますが、弊社でも色々と試行錯誤を繰り返している状態です。

 

自宅保育

そして、4月16日からついに娘が通っていた保育園も休園となり、自宅保育が始まりました。

妻が医療従事者でもあり自宅での勤務が不可能なため、基本的に平日は私がマンツーマンで娘の相手をしながら仕事もすることになります。幸い、妻が半ドンや休暇の日もあるのでその日は妻に娘を見てもらいつつ自室に引きこもることも出来そうですが、このご時世とても実家の両親に頼ることも出来ず(父母に万一我々から感染させたなんてことになったら悔やんでも悔やみきれません・・)大変な状態です。

 

以前から子どもを家で見つつ仕事をしていた同僚が何人もいますので情報共有(プ〇キ〇アが最強コンテンツだからひたすらリピートで見せろ、始業前に散歩するといい・・などのTIPS)したり、全社的に状況に対する理解があるのは本当に助かってます。

TV会議に子どもが突入しようと笑って対応し、子どもの対応のために長時間離席をしようとも何も気にせず、作業がなかなか進められない状況にも「出来る範囲でいいから」とお互いに声を掛け合ってます。本当にいい仲間に恵まれていると感じています。

 

しんどい

とはいえ、正直しんどい。仕事、ホントに進みません。会社や仲間の理解があるとはいえ、むしろ「自分が仕事できていない、貢献できてない、成長できてない」というストレスがめちゃくちゃ大きいです。

 

そして、通勤時間がなくなるということは、唯一自分の為に使えた数時間が完全になくなることを意味します。本も読めない、ネットの記事も見られない、ブログも書けない、音楽も聴けない・・。インプットもアウトプットも劇的に減っています。技術にキャッチアップできないどころか、世の中で何が起こってるかすらまともに把握できてなかったりします。

 

勉強会もオンライン開催が増えてきました。時間と場所に縛られないから良さそうに見えますが、これまでは「勉強会があるから」と外に出て、その時間は集中してインプットやアウトプットが出来た(家庭のこともあるから頻度は調整しないといけませんが)のですが、それがオンライン開催だとできません。

これまでと同じくその時間は娘の対応を妻に任せて・・と思っても、「お父さんが家にいる」という状況だけでどうしてもこれまでと同じようにはいきません。というか、家から参加とか無理・・・。

 

自分や家族、娘がこの状態に慣れてくればもう少し改善されるのかもしれませんが、しばらくはこの「自分が何もできていない、成長できていない」というある種の無能感(ちょっと変な言葉ですが・・何というといいんだろ)と戦う必要があるのかもしれません。

 

とはいえ

この状態、すぐに終わって元通りになるなんて保証はどこにもありません。むしろ、社会は変容してしまい、この状態が当たり前として受け入れて生きていかないといけない可能性の方が高いように思います。

であれば、何らかの折り合いを付けるなりやり方を見つけるなりでこの無能感とも闘い、生きていく必要があります。果たしてどうするといいのでしょうか・・。

 

まとめ

我々はアフターコロナの世界での生き方、働き方、戦い方を今試行錯誤している段階と言えるかもしれません。みんなで少しでも色々なTIPSを共有し、みんなで頑張っていきましょう。