AZ-900合格までの道

AZ-900合格しました

2020年6月6日(土)、AZ-900を受験して合格しました。

せっかくなので、ここまでの道程を書いてみようと思います。

 

AZ-900ってなに?

docs.microsoft.comMicrosoftの認定資格であるMicrosoft Azure Fundamentalsを取得するための試験です。

Microsoftの資格には複数の試験の合格が求められる物もありますが、Azure FundamentalsはAZ-900の合格のみで取得できます。

 

Azure Fundamentalsは上記リンクに詳細がありますが、Microsoft Azureに関する基礎知識を持っていることを認定する資格です。試験ではAzureだけに限定されないクラウドの基本概念などから始まり、基本的なAzureサービスの内容やサポート、料金などについての知識を問われます。

 

受験までの道

4月の頭に、社内で「AZ-900のオンライントレーニングを受けてしかも試験のバウチャー(割引券)がもらえるぞ!」という情報が流れてきたのでさっそく登録しました。

この時点ではAZ-900ってなんぞや?という状態ではあったのですが(笑)

 

なお、こういったオンライントレーニングは不定期に実施されているようですので、以下のURL辺りをウォッチされてるといいかと思います。

 

Microsoft Events

 

4/9と4/10、2日とも午前中を全部使って受講するとメールでバウチャーが届きました。3ヶ月有効ということですので、7月くらいまでには受験しないとな・・ということでこの時点でお尻が決まりました。

 

試験勉強

AZ-900の実際の試験内容についてはNDAがあり細かいことは言えませんので、私がどういう勉強したかということだけ書こうと思います。

 

試験勉強はMicrosoftが無料で提供しているコンテンツ「Microsoft Learn」でやりました。Learnには「Azureの基礎」というラーニングパス(いくつかの課題をまとめたコース)があり、これがAZ-900の範囲を概ね網羅しています。

 

docs.microsoft.com

 

Microsoft Learnは1つの課題(モジュール)は1時間程度で終了しますが、途中で止めても問題ありませんので自分のペースでいつでも進められます。また、モジュールの途中や最後に確認試験がありますし、ハンズオンで実際に試すコンテンツも含まれています。

なお、ハンズオンはAzureのアカウントを持っていなくても(持っていてもいいですが)、Microsoftがハンズオンのために準備したサンドボックス環境で無料で行うことが出来ます。

 

私は毎日の空き時間に少しずつスマホで読み進め、ハンズオンはPCで実行してこのパスを終えたのは5月の下旬でした。毎日少しずつできればもう少し短い時間で終えられると思います。

 

私個人としては、これまでクラウドAWSをメインで触っていたのでクラウドの基本概念は理解しているつもりですし、基本的なサービスはAzureでも変わるところではないので、差分や単語の違いやサポートなどを重点的に勉強した感じです。

AWSGCPなど別のクラウドプロバイダーの経験者の方のためのコンテンツも準備されているので、その辺りも参考になるかと思います。私は以下の物を参考にしました。

 

docs.microsoft.com

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 申し込み

試験についてはCOVID-19での緊急事態宣言の影響もあり、一時オフラインの会場での受験が出来なくなっていました。自宅などからオンラインでの受験も可能なのですが「受験用のPC以外に、本など何もおいてなく、他の人が入ってこない部屋を準備すること」という条件があり、正直それは厳しいと断念しました(まぁ不正されないためには仕方ないと思いますが・・)。

 

幸い、5月の下旬には自宅から最寄りの会場での受験も再開されたので、6/6(土)の午前の受験で申し込みをしました。

 

受験当日

受験当日には身分証明書を2つ持参するように、と言われましたが、これは運転免許証と保険証でOKでした。

申込時の名前をローマ字にしたけど、身分証明書は漢字の表記しかない・・というところは、読みがあってるなら大丈夫だそうです。

 

受付が終わるとロッカーに荷物を預けますが、PCやケータイはもちろん、ティッシュも持ち込みNG(必要であれば会場で準備された物をもらえる)という徹底ぶりです。

 

試験自体は持ち時間1時間で30問。私はだいたい30分くらいで全部回答して、気になったところを15分くらいかけて重点的に見直し、最後に10分かけて全部を通して見直したくらいの時間配分で進めました。

思ってたより悩ましい選択肢があって、見直して回答を変えた物も結構ありました(それが最終的に正解だったかは分かりませんが)。

 

最後に回答終了のボタンを押すと、即座に合否が出ます。1000点満点中700点以上で合格、私は820点で無事合格でした。

細かくどの問題が正解・不正解といった結果は出ないのですが、分野ごとにどの程度の点が取れたのかがグラフで表示されました。まんべんなく間違えて、どの分野も8割くらいの正答率だったようです。不得意分野があるわけではないが、どこも完璧に分かってるわけではないということで、次への課題としたいと思います。

 

次は

5月下旬に行われたMicrosoft Build2020のイベント「Cloud Skill Challenge」に参加した特典で来年2月まで使えるバウチャーをまた取得したので、それが切れるまでにはまた他の試験を受けたいと思います。次に狙うならこの辺りかなーと思ってます。

 

docs.microsoft.com

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最後のAZ-220は受験に向けてのセミナーを受講したので、これが本命かな?