SORACOM Discovery 2020とは?
SORACOM Discoveryは(株)ソラコムの年次イベントです。毎年7月上旬に開催され、事例の紹介やテクニカルセッション、新製品(新サービス)の発表が行われます。
詳しくは公式サイトをご覧ください。
例年はホテルなど大きな会場で複数トラックで大規模に開催されているのですが、今年は新型コロナウイルスの影響もあり、初のオンライン開催となりました。 2020年7月14日(火)に「世界が変わる。自分も変わる。」というテーマで開催され、私もレポーター枠で参加しました。
ナイトイベントとは
例年SORACOMユーザーグループ(SORACOM-UG)が主催するナイトイベントをDiscovery開催終了後に現地でやっていました。LT大会やクイズ大会、今日の本編の振り返りなどをみんなで軽食を摘まみながらビール片手に参加する、とても楽しいイベントです。
今年も本編がオンライン開催になったのでナイトイベントもオンラインで開催したのですが、今回私は運営スタッフとして関わりましたので、本記事ではその辺りの経緯や裏話を少し書いてみようと思います。
キックオフ
2020/6/1に、ソラコムのコミュニティマネージャのNaoさんから「7/14にDiscoveryがあるが、そのナイトイベントをUG主催でやってもらえないか?」という打診がSORACOM-UGのSlackにありました。
これを受けて、最初のキックオフミーティング(もちろんオンライン)を6/4に開催しました。なお、昨年SORACOM-UG Explorerの運営ミーティングはwhereby(確か当時はまだappear.inだった)でやっていましたが、今回は基本的にgoogle meetで行っています。
議事録を見ると、最初のキックオフではこんなことが決まっていたようです。
- 配信は別途UGのYouTubeチャンネルでやるのではなく、本編をそのまま乗っ取る。利用者は本編のまま見てたら何もしないでもナイトイベントを視聴できるようにする。
- UG初参加の人を積極的に取り込みたいので、「UGって楽しい!」と思ってもらえるようなコンテンツを目指す。
- ざっくりと内容はこんな感じ?
本編をご覧になった方は皆さんおわかりかと思いますが、この時点で既に全体のコンテンツは本番のものとほぼ同じ形で決まっています。スタッフの皆さん、流石です。
着々と進む準備と前々夜祭
その後、ミーティングをほぼ週に1度重ねて細部を詰めていきました。ミーティングは毎度21時スタートで金曜か土曜が多かったです。
毎度「今日はさくっと終わらせるぞ!」と宣言して始まってもだいたい終了は23時で、みっちり2時間やってましたが、かなり雑談もしてワイワイやっていたので楽しかったです。みんなオフラインで最近会えなくなって寂しかったというのもあるのかなと思ったりしたところでした(笑)
6/19にはLTの募集もconnpassではじまり、インタラクティブイベントも「IoT川柳(当時はまだSORACOM川柳、後によりお題を広げるためにIoT川柳に改称)」と決まりました。
そんな中、6/12にSORACOM-UG関西の辻さんから「7/12に前々夜祭やろうぜ!」というお話があり、ナイトイベントと併せて準備を進めることになりました。 前々夜祭は辻さんが最初に企画された時点で概ねコンテンツや登壇者も決まっていた(手配の速さが流石すぎる)ので、配信方法など細かい実務的なところを決めるのがメインでしたので比較的短期間で進んだように記憶していますが、まぁよくこの短期間に平行で全部回ったものだと我ながら感心します。
7/12の前々夜祭はまた色々あったのですが、そのお話はまた別の機会に書ければと思いますが、藤田なつみさんの告知ブログと当日のアーカイブはこちらです。
なつみさんは、ナイトイベントの告知でも素敵なブログを書いてくださってますので、そちらも是非ご覧ください!
配信に関しては当日のオペレーション、事前のリハーサル、素材の準備等は全てソラコムのテクニカルエヴァンジェリストであるMaxと、運営メンバーの木澤さんが一手に引き受けてくださいました。本当にありがとうございます!
前日
前日の夜(また21時スタート)に、最後の詰めとして詳細の確認とIoT川柳の選考を行いました。運営の大口さんが進行用の台本やスライドを準備してくださったので、それを見ながら詰めていきました。この打ち合わせには川柳の選考のために、本番前日でお忙しい中、Yaman(ソラコムの片山さん)にもご参加頂きました。選考もですが、スライドの見せ方など的確なアドバイスを頂き本当にありがとうございました!
そして、そのアドバイスを元にスライドを構成するのは大口さんが1晩でやってくれました。ありがとうございます!
また、本編からナイトイベントへの切り替えをしたときに、最大10分程度BGMだけの時間が出来てしまうけどそこを何とか出来ないか?というお話をmaxからいただいていました。
Slackの方で私となつみさんが二人で何か喋りましょうと言うことだけ決めていたので、このタイミングで皆さんとお話しして、これから始まるナイトイベントの見所みたいなのを喋ったらいいんじゃないかな?ということも決めました。
なお、妻は日曜日の前々夜祭で(6月からずっとミーティングしてたものが)全部終わったと思ってたようで、「え、まだやってるの?なに、本番は明日?聞いてない!」と呆れられました。すいません、ちゃんと説明したつもりだったんですが(笑)
当日
そして当日。私は会社から繋いでDiscovery本編に参加し、Twitterで実況をしていました。同僚にはDiscoveryを視聴することを事前に説明しており、会議や仕事の連絡が来たときにはそれに対応しつつ本編に参加させてもらいました。理解のある会社と同僚に感謝です。
17:30頃に本編はクロージングセッションに入りましたが、私はそれを切り上げてナイトイベントの楽屋の方に待機しました。木澤さんは17時頃から配信の準備にかかっていただいていたようです。
ナイトイベント開始前のラジオDJ業務があるので、早めに配信用のgoogle meetのチャンネルに入って待機します。 この時点でもYouTubeチャンネルの画面を見る限りでは、視聴者は500人オーバー。さすがにDiscovery本編からは減ったものの、マジかよ、この人数相手にアドリブで喋るのかよ!頑張れ俺!(笑)
max:「本編終了しました、UGのチャンネルに切り替わりますー」
木澤さん:「OKです、切り替わりました。あとのオペレーションはこちらで」
木澤さん:「そろそろBGMから音声切り替えます。・・・(OKマークを出す)」
いよいよスタート。
本番の顛末がどうであったかは、みなさまアーカイブチャンネルで是非ご確認いただければと思います。
まとめ
ナイトイベントご参加頂いた皆様、アーカイブでご覧頂いた皆様、ありがとうございます!楽しんでいただけましたでしょうか? イベントの成否の判定や評価は参加・視聴いただいた皆様に委ねるしかないのですが、大きな事故もなく無事に終わり、運営メンバー全員ほっと胸をなで下ろしました。 当日のTwitterでも「楽しかった!」というツイートを沢山見かけ、また自分でもアーカイブ見ながら振り返って楽しいイベントに出来たなとは思っています。
個人的には完全アドリブでドキドキだった開始前のDJ部分を聞いた方のこの呟きでめちゃくちゃ感動しました。楽しんで頂けてほんと良かった・・。 DJ部分がうまくいったのは、ひとえになつみさんの抜群のタイミングでの切り込みと的確なしゃべりのおかげです。ありがとうございます。
なんか、まじでラジオDJぽい
— まっつん (@matv55w) 2020年7月14日
FM(ラジオ)つけてんの?て言われそう#soracomug
そして、UGスタッフの皆さん、ソラコムの社員の皆さん、本当にお疲れ様でした!
余談
なお、私がなぜ司会することになったのか?というと
辻さん:「前々夜祭の担当を色々決めなやなー。木村さん、総合司会やる?」
私:「おけー、やるやる」
(木澤さんか大口さんだったか?):「ナイトイベントの担当割り当てどうしようか?」
私:「前々夜祭の流れで司会は僕やりますよー」
というような軽いノリでした。初めてのことの上にテンパって噛み噛みでおもろいことも喋れない人のくせに安請け合いしてんな、俺!(笑)
皆様もこれからUGの運営に参加されるときは、あまり気負わずにこのくらいの軽いノリで色々やってみていただけるといいのかなと思います。少々やらかしてもみんな笑って許してくれますし(ですよね?)、全員でカバーしますのでぜひ運営にもご参加ください!