AWS APJ Community Summit 2022に参加しました(旅行記編)

2022年9月15日~16日にバンコクで開催されたAWS APJ Community Summit 2022に参加してきたので、その様子をお伝えします。

色々長くなりそうなので、まずは移動など旅行部分の記事です(それでも長いけど)。

そして、空き時間に少しずつ書いてやっとこのブログ公開できたのが年末ということで今更感満載で色々すいません…

AWS APJ Community Summit 2022って?

APJ(アジアパシフィック+ジャパン)のAWSコミュニティに関わる人を集めて開催されるサミットです。ハッシュタグがAPACだったりするんで公式にどっちなんだろという気はしますが、まぁそんな感じです。

事の起こり

該当のslack記事が読めなくなってるので(90日ルールェ・・)、JAWS-UG福岡支部メッセンジャーのログや他の方のブログ参考に思い出しつつになります。 2022年6月頃、JAWS-UGのslackのcore-membersという運営に携わってるチャンネルに「9月にAPJ Community Summitってのをタイでやります。AWSが交通費と滞在費を一部負担して各支部から1名くらい招待しますので参加希望の方は手を上げて」と言われました。参加するのはAWS Hero、AWS Community Builder、AWS Community Leaderということになってて、このLeaderが各支部のコアメンということになるようです。

で、福岡支部アメンバー内で「他に手を上げる人いないなら、興味あるんで僕が行ってきていい?」と立候補して、僕が行くことになりました。

結局何があるのか、どういう会なのかは全く分からないまま(結局アジェンダやスケジュール来たのも8月末でした)ではあるものの、せっかくの機会だしAWSがお金出してくれるってならこれは行っとくしかないやろ!位の軽いノリで参加しました。

準備

今回の飛行機のチケットの手配などはAWSがインドのエージェントに依頼して一括で行ってくれるため、そちらとのやり取りをしました。

が、「え、8月3日までにパスポートの写真をアップしろとか言われたけどまだパスポートできてないんだけど」とか「今週末までにチケットの情報送るって言われたけど全然来ない、自分のチケット取れてるの?」とか「え、なんか同じ空港から出発する人の情報まとめて1つのPDFで自分に送られてきたんだけどこれでいいの?」とか「諸事情で自分で手配した人はその予約情報送れって言われたから送っておいたら勝手にキャンセルされてるんですけど」とか色々あって参加者用のslackチャンネルは阿鼻叫喚でした(笑)

COVID-19のワクチン接種と出入国手続きも事前に情報が共有されみんな準備を進めていたのですが、9月に入って突如政府の方針が発表され、9月7日以降はワクチンを3回接種している人は72時間以内の陰性証明が不要になりました。PCR検査もそれなりに良いお値段しますので、この決定は本当に助かりました。岸田首相GJ!

www.forth.go.jp

DAY0

福岡~羽田~スワンナプーム国際空港

9/14(水)、いよいよ出発です。私とJAWS-UG大分支部の阿部さん(大分支部所属だけど福岡市内在住)は福岡空港7:30発の飛行機で羽田に飛び、そこでトランジットしてバンコクに向かいます。福岡空港は交通の便がいいのは有名ですが、それは福岡市内からの場合です。私はそこからさらにJRで40分ほどかかる市町村に住んでいるので、始発電車で移動することに・・。さらにちゃんと起きなければというプレッシャーや旅へのワクワクもあってろくに眠れなかったので超絶睡眠不足(小学生か)。

無事阿部さんと合流し、チェックインしていざ出発。「サミットで集合写真撮るからみんな国旗とか持ってきてね」と言われていたので、阿部さんにお願いして大分支部の幟を持ってきてもらっていました。せっかくなのでそれを使って出発前に写真を1枚撮りました。

あと、パーティーの時に参加者に配るお土産(もしくはみんなのおやつ)になるようにめんべいを2箱持参することに。

羽田でのトランジットは台風の影響から少し遅れたものの無事出発。機内食の後にデザートでハーゲンダッツ出るわおやつ(?)でパンは出るわ機内プログラムでシン・ウルトラマン孤独のグルメはやってるわでさすがJALクオリティって感じで6時間の空の旅も快適にあっという間に過ぎました。まぁ起床が早かったこともあって半分は寝てましたけどねw

機内食

デザートのハーゲンダッツ

おやつのパン

そんなこんなで無事スワンナプーム国際空港に到着。事前にamazonで購入していたAISのSIMOppo Reno5aに挿して電源入れたらものの数十秒で無事接続されました。電波の入りも良好だし、速度も十分出ててめちゃ快適でした(速度測るの忘れてたけど)。

なお、こんな感じで空港内はあちこちにAISの広告とSIMを売ってるお店があり、阿部さんはお店で購入して設定までしてもらっていました。

スワンナプーム国際空港

スワンナプーム国際空港~ホテル

slack見てたら関空から来たグループがほぼ同じタイミングで着いてたようなのでそちらと合流。関空組にはほぼ現地人(仕事で数年住んでたことがあるとのこと)のJAWS-UG京都&SORACOM UG関西の辻さん(写真左から二人目)がいらっしゃるので合流すると安心感が違いますw

関空組と合流

空港のコンビニで買い物したり、海外クレジットでタイバーツのお金を準備したら辻さんに教えてもらいながら電車を乗り継いでホテルまで移動。最初に乗ったARLはこういうチップを自販機で買って乗ります。乗るときにゲートにかざして非接触で入場し、降りるときはゲートの口に入れて物理的に回収するという面白い運用でした。

電車のチップ

余談ですが、電車の中でポケトークのスイッチを入れたけど電波つかまなかった吉江さん(AWS Community Hero)が僕に「おーい、SORACOM UGの人、これなんで動かんの?」と聞いてきたのが笑うとともに、自分がSORACOM UGの人として認知されてきたんだなーとちょっと感慨深かったです(ポケトークは電波つかむのに時間かかってるだけなので「待ってたら動くよ」とアドバイスして解決)

終点でBTSに乗り換えて無事ホテル着。今回のホテルはアナンタラ・サイアム・バンコク・ホテル。ヤバい、めちゃ豪華だww

チェックイン~Welcome party

先に会場入りされてたAWSのコミュニティマネージャーの沼口さんやエヴァンジェリストの亀田さんとロビーで合流。チェックインとイベント参加手続きをしたらイベントのTシャツ(2枚)とかステッカーとか色々もらいました。

イベントのお土産

19時からWelcome partyなので、一旦部屋に行って着替え。Welcome partyはドレスコードで「smart casual」と指定があったけど最近は普段着がほぼTシャツ(勉強会でもらったものがほとんど)とパーカーとジーンズとニューバランスのスニーカーなので、慌てて革靴っぽく見えるスニーカーとかユニクロのジャケットとか調達して重い荷物を更に重くして持ってきていたのでそれに着替えました。

ちなみに今回の僕の部屋はこんな感じ。これ1人部屋ですよ。AWSお金持ってるなーw

今回のベースキャンプ

で、会場に行ってみたら日本人以外のメンバーは相当数がTシャツにサンダルとかの超ラフな格好でマジかよお前らそれでいいのかよ日本人真面目だなと思いました。

そしてパーティの話は別記事で。パーティ終了後に部屋に戻ったら、せっかく持ってきた機材を使ってあれこれやってました。その件はこれまた別途ブログにまとめました。

zenn.dev

DAY1

サミット開幕

明けて翌日。いよいよサミット開幕です。まずはメンバー数名と合流して朝ご飯に。朝からめちゃ豪華!生ココナッツって初めて食べ(飲み)ましたが美味しいですねー。

朝ご飯:DAY1

会場にちょっと早めに着いたら顔抜き(?)があったので記念写真。

顔抜き?

この写真撮ってくれたニュージーランドのUGの方とちょっと英語で会話してLinkedInでつながりました。海外の方はLinkedIn使ってる人が多いですねー。話したといっても名前と普段仕事でどんなことしてるんだ、みたいな話をお互いにした感じです。英語もっとできるようになりたい・・。

DAY1もイベント本編の件は別ブログへ。

Community Award

DAY1本編終了時に、日本勢で集まって集合写真。久しぶりの本家山崎撮りはいいですねー。

久しぶりの本家山崎撮り

DAY1の夜はCommunity Awardというパーティー。「伝統的な衣装かドレスコード」と言われたので、義弟から借りた浴衣を持参して(これまた荷物多くなって大変・・・)たので着替えてきました。日本勢は半分くらいの人が浴衣か着物を持ってきてた感じですね。

着物と浴衣で集合写真

これまたCommunity Awardの内容は別ブログへ。

なお、福岡空港で買ってきためんべいは無事参加してる皆様にお配りしました。

Hi, this is Japanese rice cracker,"Men-bei". Present for you!

DAY2

日本勢の登壇

DAY2は日本から参加の吉江さん&松井さんのJAWS SONIC/PANKRATIONの大規模イベントの登壇と、伊藤さんが参加されるパネルディスカッションがあるということで早めに会場入りして最前列のテーブル(いわゆる圧力団体席)を確保。全力で三人の登壇を盛り上げましたが三人ともかっこよかった!

登壇する吉江さんと松井さん

パネルディスカッションに参加する伊藤さん

最後にステージに集まって日本勢みんなで集合写真を撮ってこれにてSummitは無事終了!

最後の集合写真

ICONSIAM

15時からはフリータイムということで、いくつかのグループに分かれて観光へ。僕は辻さんが案内してくれるグループでICONSIAMに行くことにしました。ICONSIAMへは無料のフェリーボートが出ているのでそれで移動します。

ICONSIAM行きのフェリーボート

ICONSIAM

ICONSIAMは入るとすぐに食品売り場+フードコート。みんな適当にばらけて色々食べたり飲んだりしつつお土産を探したり。焼き鳥みたいなのとか何か牛肉とか豚肉とか炒飯とかよくわからんで食べた(笑)けどどれも美味しい!

焼き鳥みたいなの

なんか牛肉とか豚肉とか

炒飯みたいなの

スーパーがあるのでそこで会社へのお土産のお菓子を買い、僕は後は娘と姪っ子向けに象の編みぐるみを買いました。

適当に合流したメンバーとホテルに帰ってこの日は終了。ICONSIAMは夜もまた趣ありますね。

夜のICONSIAM

DAY3

ワット・ポー

最終日はまた辻さんのグループに参加して、ワット・ポーで涅槃像見てマッサージ受けようというコースです。寺院の中にマッサージ屋さんがあるんですが、だいたい1時間以上待つので最初に予約をしてから寺院を見学するのが良いとのアドバイスに従って予約してから見て回りました。

黄金の涅槃像。でかい!

このコインを108個の壺に1枚ずつ入れていくと煩悩が消えるそうです

そして1時間みっちりマッサージを受けて整ったところでお昼ご飯。寺院の近くの川沿いのお店に入ったけど景色も良いしご飯もめちゃ美味しかった!

昼から乾杯!

景色も抜群!

カオニャオマムアンがめちゃ美味しかった!

ワット・アルン

午後からはどこに行こうか?とみんなで相談した結果、目の前の川をまた船で渡って対岸のワット・アルンに行こうということに。

ここが渡船場の入り口とか絶対分からない・・

現地に到着して・・・絶句。巨大な仏塔とそれに施された彫刻や焼き物の数と圧倒的なスケールにみんなただただ驚くばかり。写真や動画では分からない、現地に行かないと伝わらないものって絶対あるなと素直に感動しました。ただでさえ少ない語彙が仕事して無くてすいません(笑)

仏塔の前で集合写真。写真に全部入れる角度が難しい位に巨大。

圧倒されるスケールと装飾

岐路へ

夕方ホテルに戻って今日帰る人達と合流し、スワンナプーム国際空港へ。

移動中にWEBチェックインしようとしたら・・・おや?

台風による欠航のお知らせ

・・・マジか。

とりあえず空港に行ってJALの係員さんにポケトーク駆使して聞いてみたところ、「とりあえず羽田までは飛ぶからそれで移動して後は現地で聞いてくれ、現時点では何も分からん」とのこと。まぁそうですよね・・。

しょうがないので不安を抱えつつもドタバタと荷物預けて晩ご飯食べて搭乗。

出発時の夜景

ありがとうバンコク、めちゃ楽しかったよ!

DAY4

機内で一夜を過ごし、羽田に到着。スマホが繋がった瞬間にすぐにスマートEXアプリを開いて新幹線の状況を確認すると、なんとかまだ博多行きののぞみが動いていて席もあったので、同行している阿部さんの分も急ぎ予約。

念の為にこのチケットの取り扱いがどうなるか確認しておくか・・と、飛行機を降りたところにいる係員の方に聞いたところなんと1本だけ北九州空港に飛行機が飛ぶので、福岡行きのチケットは全部そちらに振り替えてあるとのこと。JALグッジョブ。マジグッジョブ。

急いで移動して北九州行きの便に無事搭乗。しかし、まだ着陸できずに引き返すなんてこともあり得るので予断は許さない。最後の着陸の時に前の席に座っていた女の子が「飛行機さん、頑張れー!」と言ってたけどおいちゃんも同じ気持ちだよ!

とりあえず無事に北九州空港に到着。

ガラガラの空港

あとで聞いた話では、九州方面に飛んだのはこの北九州行きのJAL1本だけで、それもすぐに羽田にとんぼ返りしたらしいです(北九州空港には機体置いておけないから)。

札幌組が送ってくれた写真。九州方面軒並み欠航

なんとかJRもまだ動いていたので、小倉から在来線で無事自宅まで戻ってきました。

まとめ

最後は色々ありましたが、大変楽しい旅行でした。まだ見ていないもの・食べていない物沢山なのでまた是非タイに行きたいです!

本編であるサミットはこれまた沢山得るものがあったのですが、1記事ではとても書ききれないので、途中でも記載したように別記事でまとめたいと思います。