伝えるということ

コミュニケーション

今さら私が言うようなことではないかもしれませんが、人とのコミュニケーションって大事ですが難しいです。

 

同じ言語、文化、双方の背景、普段から相手がどんな雰囲気でどういう状況でその言葉を使ってるか、その裏にどんな感情があるのか…そんなことが全て共有されていたとしても、自分の思いを過不足なく伝えるのは大変です。

普段のコミュニケーションはそんなには共有していない状態ですから、なおのこと言葉を重ね、何度もコミュニケーションをし、相手のことを知ると共に自分のことを知ってもらわないといけないのでしょう。

 

とはいえ世の全ての人にそれをやるほどの時間は双方にありません。そのために効率的なやり取りや工夫がいるんだと思いますが、私もその辺り上手い方ではありませんのでいつも悩み、試行錯誤してます。

先回りして考えすぎて冗長になったり言い訳がましくなったり、逆に思考の過程の流れを吹っ飛ばし過ぎて全く伝わってなかったり、考えなしに口から出た言葉で相手を不愉快にさせて慌てて取り繕ったり、相手の感情読みそこなって一人でずっとモヤモヤしてたり…たまに「考えすぎよ」とも言われますが。

 

改めてこんなことを思ったのは、今日妻とある話題で話をしているときに「あなたがそれを悪い意味ではなくむしろ相手への尊敬の念を込めて言ってることを私は分かっているけど、その隠れた意図や雰囲気は娘にはまだ分からないはず。それで文字通りの印象で感じ取られたらあまり良くないから、娘の前で話すときは表現に気をつけてね」と言われたのがきっかけです。

今まで自分の言い方がそういう捉え方をされるかもしれないと考えたこともなかったので、言われてみて初めて気がついてなるほどなー、と思ったのでした(具体的に内容を挙げないと伝わりにくい文章ですいません)。

 

娘はずいぶん口も達者になり会話も成立し始めましたが、確かにそんな裏の意図とかニュアンスなんて伝わるわけはないから注意が必要ですね。まだ語彙も少ないからそもそも言ったことも言葉通りにも通じてるかは疑問な時もありますが、少なくとも言葉の雰囲気でマイナスな印象を受けていたりというのはよろしくないと改めて気づかされました。

 

まとめ

どんな言葉も受け止める人によっては上手く意図が伝わらないこともあるから、常に相手の事を考えて言葉や表現を選ぶように気をつけたいです。

とはいえ毎度それを考えすぎては逆にコミュニケーションを妨げるのでまた難しいところです。

 

日々成長してる娘との会話はその辺り色々考えながら話すことも多いので良い訓練にもなってます。そして、忌憚ないアドバイスをくれる妻にも感謝して今日のまとめとしたいと思います。