サイン

サイン本

結構ミーハーなので(笑)、著者の方にサインをいただける機会があるときは積極的にもらいにいっています。

特に最近は技術書などはコミュニティ活動などで著者の人と会う機会も多いため、会えそうなときは本を持っていっておいてサインをもらったりしています。

 

そんな中での自慢の一品(?)は「IoTエンジニア養成読本」で、著者の皆さんのサインが集まってますが、全員分そろってるのは恐らく世界にこの1冊だけと思われます(著者の方ご自身が「多分他にないと思う」と言われてるので)。

 

gihyo.jp

転売

このサイン本や、他にもサイン入りグッズやポスターの類、オークションサイトなどで結構出品されていることがあります。

 

同僚が話していたのですが、某アイドルグループがイベントで飲食店を回ってポスターを貼らせてもらうようお願いし、その場でサインした物が翌日某フリマアプリで売られていたとか。ファンの人は直筆サインがあるだけでもその店に行くというのに、こんなことした店にはそのグループのファンはもちろんのこと、アイドルファンという大きなグループ全体からもそっぽを向かれて大きなマイナスにしかならないと思うんだけどね・・・と悲しそうに話していました。

 

サイン本も、その人にお願いされて善意で著者の方がしたであろうものを売り飛ばすというのはどういう気持ちなんでしょう。一面だけで言えば、本人の中で価値がなくなったので欲しい人の手元に届くように売りに出した、捨てるよりはいいでしょ・・・という言い分は分からなくもないですが、私は心情として理解できません。

 

そもそも基本的によほど貴重なサインでない限り、そんな大した金額つきません(著者の方には大変失礼ではありますが・・)。むしろ「普通の人の感覚だと、無碍に処分しにくい」性質の物だから、普通の本以上に値段がつかないんです。

サイン本の価値は、金銭的価値ではないんです。著者の方とわずかな時間でも共有し、その本に対する思いを直接伝えられたという証なんです。だから、基本的には本人と著者の間にしか価値がなく、そしてそれ故にその価値はプライスレスなのです。

 

まとめ

サインされる方は結構転売等について「気にしてませんよ」と言われますが、本好きの人間としてはこれは許されざる行為です。そんな悲しいことが少しでも世の中から減って欲しいと切に願うところです。

 

当然私はサイン本は全部墓場まで持っていきます。うっかり会社の経費で買った本にサインしてもらった奴は全部自費で買い直して交換してますし、Kindle版と別にサインもらうように物理の本も買ったり、物理の本もサイン本と読む本は別にして2冊買うくらいは当たり前にやってます(そんなだから本棚片付かないってのはよく分かってます・・奥さんごめんなさい)