プログラムを書くということ

私のお仕事

 

昨日の日記で、自分の仕事を家族になんと説明するかという話を書きました。

SEという単語は比較的伝わりやすいようで、家族など異なる業界の人に説明するときには「SEみたいなもの」という言い方することはあります。姪っ子(5才)は「お母さんはお爪の先生(ネイルをしてるので)」「おばちゃん(薬剤師をしている僕の妻)はお薬先生」と言っている流れで「おじちゃんはパソコン先生」と言ってます。家にはパソコンがあってお父さんお母さんがお仕事してるのを見てる姪っ子にはたぶんそれが一番分かりやすいのでしょうね。

 

同じ業界の人にはこれまではまずは自社商品の概要、その上で「これらの構築と運用やってます」「人数も少ないので期せずしてフルスタックというか、上から下まで全部やってますね」なんて話し方をしてました。業界の中だと最近は「xxエンジニア」「xxアーキテクト」といった言い方をお互いすることが多く、それが一番伝わりやすいのかなという気はしています。

 

さて、そんな中で私のお仕事を端的に一言でいうならなんと表現するといいのでしょうか。まだ新しいお仕事は始まってませんので、その内容も社内での呼称も決まってないので今後どうなるかは置いておいて、現時点で「自分の仕事の本質」を表す単語はなんだろうかと考えると、自分としては「プログラマー」なのかなと思っています。

 

プログラマー

 

では逆に「プログラマー」とはどういうお仕事でしょうか?プログラマ - Wikipedia(Wikipedia)によると

 

プログラマ(Programmer)とは、コンピューターのプログラムを作成する人全般を指す。プログラマーとも表記される

 

とありますが、続けて「プログラマーの仕事と見なされることが多い作業」というのがあり、そこには色々な作業が挙げてあるので必ずしも「単にプログラムを書くだけの人」ではないようですが。

ただ、少なくともプログラムを書く人というのは間違いなさそうです。

 

プログラムを書く?

 

では、プログラムを書くというのはどういう事でしょうか。

プログラマーの説明として「プログラミング言語を用いてシステム開発をする」としているサイトもありますので、狭義には「プログラミング言語を使って何かを作る」事となるかと思います。

 

プログラミング言語とは何か、HTMLは?scratchは?とか言い出すとまたややこしいことになるので一旦深掘りは置いておきます。

 

プログラムを書く人?

 

では、私が自分のことを「プログラマー」と言っているのは「プログラミング言語を駆使してプログラムを書く人」だからでしょうか。

もちろんそれもあります。プログラミング言語でプログラムを書くのは大好きですし、この先もずっと書いていたいと思っています。しかし、「プログラミング言語でプログラムを書く」ということ自体は仕事の目的ではありません。

 

仕事の目的はあくまでも「お客様に価値を届ける」事にあります。お客様に喜んで頂き、そこに価値が生まれたからその対価を頂き、それによってご飯を食べています。

 

お客様に価値を届ける方法はいくつもあります。それこそ世の職業の数だけありますし、日々新しい方法が生まれては消えていっています。IT、より狭めていうとソフトウェア業界の中でもその方法は沢山あります。その中で僕が選択した方法は「お客様が困っていることを、プログラミング的な思考と道具とものづくりで解決する」という事でした。

言葉遊びのようですが、私の中では「プログラミング言語でプログラムを書く」というのはあくまでも「プログラミング的な思考」とそこから生み出す解決策の一部であり、全てではありません。

 

この「プログラミング的な思考」と「プログラミング言語を用いたプログラミング」の差については別の機会に触れたいと思います。

 

それって

 

そうなると、これは「システムアーキテクト」とか「ソリューションアーキテクト」とか言った方が適当なのか?ということになるのですが、自分の中ではやはり「狭義のプログラミングも含め、手を動かしてものを作る」という部分を強調したいといったこともあり、結局は「プログラマー」が一番しっくりくるのかなぁと思うのでした。だって狭義のプログラミング大好きですからね、なんと言われても。

 

まとめ

 

すいません、なんか色々書きましたがうまくまとまってないですね。もう語弊を嫌ってグダグダ説明するんならざっくり「ソフトウェアエンジニア」とか世間のイメージに沿って「SE」でいいんじゃね?と思わなくもないですが、今のところはプログラマーと名乗りたいかな、とかプログラマーってのは言葉の意味以上に色んな事をする高度なお仕事なんだよと世間に分かってもらいたいな、といった願望を含めての雑談でした。